ホームページは誰のもの?
前ページで述べたように、インターネットを利用して、Webサイト(ホームページ)から誰でもが情報発信が出来るようになり、今では膨大な数のWebサイトが存在しています。
国、企業、各種団体などを除いて、いわゆる個人ユーザーが提供しているサイト数も膨大なものです。
ブログの流行などもあって、今後ますます個人でサイトを立ち上げる人は多くなるものと思いますが、どうせやるなら認知され、アクセスもそこそこにあるサイトにならなければ面白くありませんね。
Webサイトというのはなんでしょう?
自己主張、あるいは他人の役に立つ情報を掲載、などなどといろいろな目的があると思いますが、そこには必ず他人に見られる!という意識が必要でしょうね。
女性は他人に見られることを意識して、キレイになろう、きれいに見せようと努力するらしいですが、その部分はWebサイトにおいても同じと思います。
ただ、ちょっと違うのは、良く見られようというのではなく、他人から見て見やすい、わかりやすいというページ作りをするということですね。
デザインに凝る、新しい技術を駆使してビジュアルを重視したページもそれはそれで良いのでしょうが、見る側にとってストレスが溜まるようなページではいくらキレイなページでも全部を見られることはないでしょう。
また、内容が完全に自分本位であって、見る人のことを考えていないページ作りというのも困りものですね。自分だけが良いと思っている(笑)
作るのは自分自身です。しかし、それを見て評価を下すのは他人です。
ページを作った時に、客観的な視点でページを見るということはとても重要なことですね。そこのところがいまいちというサイトをよく見かけます。
それではせっかく内容的に充実しているページであっても、見てくれる人が少ないということになりずいぶんソンをしてしまいますね。
Webページの基本はこの部分にあって、他人の目を意識するということは、カッコよく見られたいではなく、他人が見た時にわかりやすい、見やすいを意識することと思います。
同時に内容的にも人の役に立つ情報(コンテンツ)を用意しているということですね。
人の役に立つということは、それが「楽しい」でもいいですし、「面白い」でも良いわけです。もちろん人があまり知らない情報というのは意味のあることですね。
特定の分野に専門的な知識を持っている人なら、そういったことも可能でしょう。
個人でショップサイトなどを運営している人でもそれは同じです。特にアフィリエイトプログラムを利用してサイト運営をされているところなどでは、これ見よがしに商品の紹介やバナーの陳列が見られるところがありますが、それでは見向きもされないでしょう。
お客様を意識するなら、お客様の立場に立ってみて、見やすい店内かどうかをチェックする必要がありますね。
Web上にページを公開しているということは、いつ誰が訪問されるかわかりません。
極めて特定の分野に特化し、かつ会員制であるとかの入場制限を設けていない以上、不特定多数の人を対象にしたページ、サイト作りというものが大切でしょう。
他人の目を意識したページ作りは、自分ではわからないことが多いのですね。そのため身近な人で、客観的な目で見ることが出来る人などの意見を聞いて部分的に修正をするということも必要でしょう。
そのようにして出来たサイトは結果として多くの人から支持されるものになると思います。
私が考える質の高いサイトというものは、そのようなサイトでありジャンルについては関係がありません。どのようなテーマのサイトであれ、それは同じことと言えるでしょう。
良い情報を多く提供しているサイトというのは、時間がかかっても知られていくものでしょうし、サイト運営者も更新に力が入ることと思います。
サイトを継続し続けていくということは、ある意味でしんどい部分もあると思いますが、その中でインターネットを通じていろいろな知り合いが出来、また新たな展開も出来るという意味では、すばらしいものだと感じます。
このようなツールを使わない手はないのではないか?と思いますが、そこには他人の目を意識したページ作りが必要ということでしょう。
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