最低限度のスキルを身に付けよう
注:このページではWindows XPを基準に説明をしています
かつてインターネットをしたいという目的でパソコンを買ったものの、インターネット接続設定がうまくいかず困ったという経験をお持ちの方もおられるでしょう。
マニュアルを見ながら四苦八苦しても結局よくわからず、誰か知識のある人に頼んだり、サポートセンターに電話をして一生懸命に設定をしたという時代もありました。
その後、パソコン販売店や、プロバイダなども簡単に設定が出来るようにとの目的で、CDをドライブに入れるとたちどころに設定が完了し、購入してすぐにインターネットを楽しめるというようになりました。
メールの設定にしても、ウィザードを動かせばすぐに出来る。この設定も他人にやってもらったというような人にとっては、どうしてインターネットに繋がっているのか?メールがどのように設定されているのかも知らず、とにかくパソコンに電源を入れ、Internet ExplorerやOutlook Expressのアイコンをクリックすると、とにかくネットは見ることが出来、メールも送受信出来るという状態になっています。
これが良いのか悪いのか!一旦何かのトラブルでネット接続が出来ない、メールの送受信が出来ないとなると大騒ぎになる。どうした良いかわからない!とパニックになる。
よくある話ですねえ…(笑) 意外に多いのがモデムの電源を落としていたとかね。
笑うに笑えないケースもありますが、とにかく昨日まで順調に繋がっていたのが急にダメになったというなら、ハード(と言ってもコンセントが抜けていないか?とかケーブルが外れていないか?という極基本的な部分です)のチェック!掃除のついでにコンセントからプラグが抜けたのに気付かなかったというのはよくあるのです。
こんなのはスキルとは関係がありませんね。当たり前の話です。
次にパソコンというものは、なにかのはずみに急にファイルを読み込み損なって、きちんとした動作が出来なくなる場合がある!ということを認識しておくことですね。
昨日まで動いていたのに…、とかさっきまで順調に動いていたのになぜ?ということの経験をお持ちの方もおられるでしょう。
なぜか固まっちゃったんで、メインスイッチを「ブチッ」と切ったとか、とにかく何らかのショックを機械に与えてしまったはずみに急にご機嫌が悪くなるということはままあります。
「さあ、困った!」と言っても最初に設定する時に自分自身が関与していないものだから、さっぱりわからない…。こんな人からレスキューの電話などをもらった日にゃえらいことになります(笑)
こんな時に備えて、順調にネットが使えている時にプロバイダーや、接続会社のサイトから接続設定の方法についての情報をキャッチしておきましょう。
一番良いのは、そのページをプリントアウトして、紙媒体で保存しておくことですね。
また、プロバイダーなどのサイトはお気に入りにいれてすぐに行けるようにしておくことも大切ですね。
もしかしたら、メンテナンスなどの時間帯かも知れませんし、そのような情報はサイトに掲載されています。
とにかく困った!という時は、まず一度は再起動!これで直ったらラッキーというところですが、それでもダメなら、
まず、スタートボタンからコントロールパネルを開き、さらにネットワーク接続を開けます
ここで、ローカルエリア接続をシングルクリックもしくはポイントして、左下にIPアドレス情報などが表示されたら、とりあえずは機械までの接続は出来ているということです。
ここに何も表示されないと、ネットワーク接続がうまく出来ていないということですから、ローカルエリア接続のアイコンを右クリックして、プロパティをクリックし、
TCP/IPというプロトコルを反転させ、プロパティを開き確認していきます。この内容については、各接続業者の説明に従ってください。
この部分がOKになれば、概ねインターネットは見ることが出来ると思いますが、それでもダメな場合はブラウザ(ここではInternet Explorer)での確認をします。
Internet Explorerのツール→インターネットオプションを開き、
LAN接続の詳細をクリックし、設定を確認します。この部分についても接続業者の説明に従ってください。OKで閉じれば完了です。
次はメールです。
メール設定も時としてファイルの読み損ないなどで送受信の出来ないことがあります。これも一応は再起動をかけてみます。
やはりダメなら、メールアカウントのデータに狂いが生じている場合もありますので、まずおこの部分をチェック。
Outlook Exressを開いて、ツール→オプション→アカウントとたどります。
メールの部分を表示させて、アカウントの中から使用しているアカウントを選び、右側にあるプロパティを開きます。
ここのサーバーという部分を開いて、その内容を確認します。手元にはプロバイダからもらっているメールアカウント名、パスワード、POPサーバー、SMTPサーバーの明細を。
それぞれの項目、さらにその下にある送受信時にこのアカウントを含めるにチェックが入っているか確認します。
すべて終了したらOKで閉じます。
それでもダメなら、先のメールアカウント画面で、該当するアカウントを一旦削除し、再度アカウントの設定を行ってみます。
削除した後、作成ボタンを押すと、
のようにウィザードが立ち上がりますので、明細書を見ながら指示に従い入力していきます。
だいたい、これで修復出来るケースがほとんどです。
なお、ルーターを使用して複数台のパソコンを使用されている場合は、ルーターの設定を確認する必要があります。ルーターについては各メーカーの取扱説明書などで確認をしてください。現在ではその多くが先のネットワーク接続が出来ている時点で、インターネット上からの設定を行うようになっています。
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