インターネットから情報発信！

インターネットの出現によって大きく変わったことは、なんといっても個人で情報発信が出来るようになったということでしょう。しかもそれは言語の問題を別にして瞬時に全世界に発信することが出来るというすばらしいものです。

主にそれはWebサイト（ホームページ）を使うということですが、これはインターネットに接続できる環境にあれば、特に費用をかけることなく出来るということから急激に増加し、現在では一体どのくらいのページが存在しているのか定かではありません。

Webサイトというものは、極端に言えばインターネット上において個人が大企業など対等に渡り合えるというものであるゆえに、ある意味ではものすごい情報発信手段と言えるでしょう。

しかもそれは、インターネットに接続するための費用（これは単にインターネットで各サイトを見て回るだけでも費用が発生するわけですから、Webサイトを持ったからといって特に必要なものではありません）だけでも可能ということなのですから、大いに利用したいものです。

世間にむかってなんらかの主張をしたい人、意見や、たとえば小説、コラム、イラスト、写真、音楽などを発表したい人、あるいはビジネスの手段として利用したい人、それぞれに利用することが出来ます。

Webサイトを置くスペースとして、レンタルサーバーを借りるという方法もありますが、多くのプロバイダーでは無料でホームページスペースを提供していますし、商業広告を入れ込むことによって、その広告収入で運用する、無料で利用できるホームページスペースを提供しているところもあります。

現在では、さらにもっと簡単に「ブログ」（Webログというのが語源らしい）という、簡単にいうと日記形式のサービスも人気を集めているようです。

ホームページというものは、みなさんが何気なく見ているブラウザ（多くのユーザーはInternet Expolorerでしょう）で普通に表示するために、プログラム言語というほど大袈裟ではないにしてもHTMLという記述方法によって書かれています。

では、このHTMLを勉強しなければならないのか？というと、世の中は便利なもので、通常のワープロソフトなどで文章を書くように、そのままをHTMLに変えてくれるホームページ作成ソフトなどが数多く販売されています。

まあ簡単に言うとこれらのソフトを使うことによって、誰でもがページを作ることが出来るということですね。

しかし作るのは人間ですから、当然そこに優劣が生じます。ブラウザ上で表現するのに、いろいろ勉強をしている人はやはり上手に、そうでない人はそれなりのページになるということでしょう。

見て美しい、わかりやすい、あるいは目的に応じたページを作るということでWebデザイナーなどという職業もあるくらいですから、Webサイト作りも奥が深いということですね。

いくら、ページの内容が良くてもやはり見た目が…ということもあります。最低限度のデザイン、レイアウトというのは勉強をしたほうが良いでしょう。

そのためには、やはりHTMLの知識があったほうが無いよりは良いということですね。

インタネット上には、さまざまなHTMLの情報を提供してくれているサイトがあります。

また、ページを飾る素材というものも、無料で提供してくれているサイトが数多くあります。

よく出来たきれいなページがどのように作られているのかを知りたいと思えば、ブラウザの「表示」→ソースとたどると、その中身を見ることが出来ます。

Webページといっても作者の著作権がありますから、他人のページのソースを勝手に使うというようなことは出来ません。あくまでも勉強のための確認です。

そうして勉強をしていくうちに、だんだんと見やすい、わかりやすい、あるいは時には動的なページ作りというものが出来るでしょう。

しかし、いくら見た目がよくても、また美しいものであっても、内容がつまらなければ誰も見てくれませんね。

結局は中身が勝負ということになりますが、多くの人に支持されるページ内容を持てば、思いもよらず多くの訪問を受け、またその中からメールのやりとりなどで全国各地の知り合いが出来たりして、インターネットの便利さ、すごさを実感することが出来ます。

また、ビジネスの世界にあっても、個人ベースでさまざまな商売に利用することが出来ます。語学力さえあれば世界を相手にビジネス展開も可能です。

星の数ほどあるWebページの中から、どうして自分のサイトを見つけてくれるのか？という疑問もあるでしょう。

これにはYahooやGoogleに代表される検索エンジンに登録をして、ユーザーが検索に使用したキーワードに対応するとページが表示されるという形がもっとも多いといえますが、インターネットというのは一言で言えば巨大な口コミ社会ともいえますので、それぞれの分野における個別リンクなどで徐々に知られていくという過程もあります。

プライベートであれビジネスであれ、良いものは良い。評判になれば勝手にリンクがリンクを呼び、いつしか多くの訪問を受けることになるというケースがあります。

最低限度の見た目、優れた情報提供、わかりやすいという要素を満たせば、思わぬビッグサイトになる可能性も大いにあります。

みなさんも一度Webサイト（ホームページ）作りにチャレンジされたらいかがでしょうか？